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今年5月、アトリエ第Q藝術の自主企画として開催した「髙山辰雄プラス1 ~見つけたっ!~」
その中の企画の一つに「髙山八重絵画展」がありました。
日本画家 髙山辰雄の妻、八重は夫を陰から支える存在だったのですが、実は生前、家事の合間を縫って自らも絵筆をとり、多数の作品を描いていました。その数は500点を越えるとか。

しかし八重は家族以外に見せることを拒否。 大量の作品は誰に知られることもなくひっそりと眠っていました。
それを初めて展示したのが今年5月の展覧会でした。
そして来年2019年、新たな展開が・・・

 小金井市にあるギャラリーブロッケンさんから八重展をうちでもやってみたいと打診をいただき、相談の結果、来年1月の展覧会が決定しました。

今回はギャラリーブロッケンさんからの提案により、多数ある作品の中から特に「バラ」を描いた作品のみに絞った展示になります。 

どんな情報でもリアルタイムに届くのが当たり前の現代において、作者の死後に初の個展が開かれ、それを基に次の展覧会のオファーが来るという、このタイムラグになんだか逆に不思議な魅力を感じます。

髙山八重展については、今後も動きがあり次第、こちらで続報をお届けしていきます。

髙山八重展は来年1月19日(土)から 27日(日)、ギャラリーブロッケンにて開催です。
ブロッケンのHPは こちら です。