相変わらず、日々ちょっとづつ、亀の歩みで作業を続けています。
「アトリエ第Q藝術」は、前回お伝えした通り、既存の建物を転用してアトリエを作る計画です。
新たに柱を立てるとか、部屋を増やすとかといった改築、増築レベルは正直、今のぼくらの懐具合じゃできません。
壁に穴をあけるとか、部屋の飾り変えをするといった改装が限界です。
それもできるところは自分たちで、どうしても難しい部分は最低限業者を入れて、なんとかしていこうという計画です。

ざっくり時系列で言うと
1、片付け
2、改装
3、飾り付け、機材設置
 みたいな流れで考えてまして、現在は「2」の改装の段階です。
ここはプロにお任せする段階です。
で、その間に「3」の準備などを進めようと言う考えです。

改装工事はすでに先月後半から始まってまして、まずとにかく解体する部分を解体してしまおうと言う感じで進めてきました。
これはなにぶん古い建物なので(築30年は超えてる)、図面なども残っておらず、色々と開けてみなけりゃわからない部分(配線、配管など)が多い、と言う理由によります。
 で、先日とりあえず大部分の床と天井を剥がし、さあこれから作っていくぞ、という段階に差し掛かりました。
 こちらもこれからは夢ばかりを語るのではなく、具体的なイメージを考えて伝えなければなりません。
IMG_0851
メインの1階大アトリエは、天井を剥がした結果、想像以上に高さが上がりました。
今はもうすっかり壊れて使えなくなっていたエアコンのダクトがぎっしりと這い回っていたのですが、それを全て外した結果、60センチ以上上がったんじゃないでしょうか?
なかなか開放感のある、いい空間になりそうです。

そして頑丈な鉄骨が出てきました。
天井には照明機材を吊るすためのパイプが必要なのですが、それは鉄骨と鉄骨の間を渡すように設置できるだろうと結論が出ました。
写真は照明を釣った時のイメージを確認している様子です。
床から鉄骨の下までで約3m40㎝あります。そこから照明を吊るすのでもうちょっと下になりますが、まあ床から明かりまでざっくり3mは取れるんじゃないでしょうか。

他にも床をどうするか、通用口は?換気は?エアコンは?入口の防音扉は?トイレを増やす?など考えることはいくらでもあります。
完成形をイメージしつつ、かつ、あまりかっちりしすぎない、使う人によって色々な使い方が浮かび上がってくるような、創造力を刺激するような場所になるようにしていきたいと思います。